パリオリンピックでアーティスティックスイミングで講義をするのに費用がかかることが話題となっています。
この講義の費用の使い道はどうなっているのでしょうか?
▼この記事で分かること▼
- オリンピックの抗議の費用のルールは?
- 抗議にお金がかかる種目
- なぜ抗議に費用がかかるのか?
オリンピックの抗議の費用のルールは?
2024年8月5日に行われたアーティックスイミングの競技について、中島貴子ヘッドコーチが抗議を行ったことはご存知でしょうか?
日本は、テクニカルルーティン足の角度で原点をされてしまい6位とされてしまいました。
その際に、中島貴子ヘッドコーチが行ったのは、審判団に
約85,000円を払って抗議する
ということでした。
そして、見事チャレンジが成功し、足の角度は問題ないと判断され、日本は6位から3位に順位が繰り上がりました。
しかしXではアーティックスイミングには抗議にお金がかかることを、疑問視している意見が多くみられました。
そして、この抗議のお金はチャレンジに
といった厳しいルールになっています。
抗議にお金がかかる種目
オリンピックでの抗議にかかる費用は競技によって異なります。
- アーティスティックスイミング: 抗議1回あたり500スイスフラン(約8万5000円)。
- 体操競技: 抗議1回あたり300スイスフラン(約5万1000円)。
- レスリング: 抗議1回あたり100スイスフラン(約1万7000円)。
上記は一例になり、その他の競技でも抗議料金が発生する場合もあるようです。
なぜ、バレーボールのようにチャレンジに料金がかかる競技とかからない競技があるのでしょうか?
なぜ抗議に費用がかかるのか?
オリンピックで抗議に費用がかかる競技とかからない球技がある理由は、競技の特性や運営の効率性に関係しているようです。
抗議に費用がかかる競技
主観的な判定が多い競技:
- アーティスティックスイミングや体操競技など、審判の主観的な評価が大きく影響する競技では、抗議が頻繁に発生する可能性があります。これにより、抗議の乱発を防ぐために費用が設定されています。
技術的な再審査が必要な競技:
- フィギュアスケートや新体操など、技術的な再審査が必要な競技では、ビデオ判定や専門的な審査が必要となり、これに伴うコストが発生します。
抗議に費用がかからない球技
客観的な判定が多い競技:
- サッカーやバスケットボールなどの球技では、得点や反則の判定が比較的客観的であり、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)やリプレイシステムが導入されているため、抗議の必要性が低いです。
抗議の手続きが簡略化されている競技:
- 球技では、抗議の手続きが簡略化されている場合が多く、試合中に即座に判定が見直されることが一般的です。これにより、抗議に費用をかける必要がありません。
抗議に費用を設定することで、競技運営の効率性を保ちつつ、公平な判定を維持することが目的のようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回抗議やチャレンジにお金がかかることを初めて知った人も、多かったのではないでしょうか。
公平性を保つため、チャレンジが失敗された際のお金は、オリンピックの開催費や遺産を残すために使用されているようです。
あと残りの少しで終わるオリンピックが無事に終わることを祈りたいと思います。