なぜ日大は不祥事が多い?!理由4選と内容のまとめ!他の大学や世間の声も調査

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2024年7月12日に日本大学は公式サイトにて、重量挙部で発覚した金銭不祥事について発表しました。

日大といえば、近年不祥事が続いており、話題となっています。

今回は日大の不祥事について調べてみました。

▼この記事で分かること▼

  • 日大に不祥事が多い理由
  • 今までの日大の不祥事
  • 他の大学の不祥事
  • 日大の不祥事に対する世間の声

日大に不祥事が多い理由

何で日大は不祥事が多いんだろうね?

日大の不祥事が多い理由には、いくつかの要因が考えられます。

理由①危機管理の欠如

日大は過去の不祥事に対する対応が遅れたり、不適切だったりすることが多く、これが問題をさらに悪化させる原因となっています。

例えば、アメフト部の悪質タックル問題や薬物問題に対する対応が批判を浴びました。

これは、大学の執行部が事態を過小評価し、迅速な対応を怠ったことが挙げられます。

また、大学内の「古い体質」や「秘密主義」が問題の根本原因となっており、違法行為の抑止を妨げていると指摘されているようですね。

さらに、組織全体が同質的で多様性に乏しく、上命下服の体質が強いことも影響していると言われています。

これらの要因が重なり、迅速かつ適切な対応が難しくなっているだね。

理由②組織の体制問題

2つ目は長年にわたり、専制的な体制が続いていたため、大学の運営を任せられる人材が育ってこなかったことが指摘されています。

日大が経営人材の育成に遅れを取った理由

  • まず、大学の伝統的な教育方針やカリキュラムが、現代のビジネス環境に即していなかった可能性があります。
  • また、大学内の組織文化や体制が、変革や新しい教育プログラムの導入に対して抵抗を示したことも一因かもしれません。
  • さらに、経営人材の育成には実践的な経験や最新のビジネス知識が必要です。

しかし、これらを提供するための資産やネットワーク環境が十分に整っていなかったことも考えられます。

近年では、産業経営学科などで経営学や会計学を学ぶプログラムが充実してきていて、経営人材の育成に力を入れているようだよ。

理由③透明性の欠如

3つ目は、不祥事が発覚した際に、情報を隠蔽しようとする姿勢が見られることが多く、これが信頼性を損なう一因となってしまいました。

大学のイメージを守りたい事は、もちろんあったとは思いますが、もう少し早く外部に相談してもよかったこともあったと思われます。

しかし、日大の「内部のことは内部で解決する」といった頑固な秘密主義があったことも、対応の遅れの理由の1つでしょう。

理由④大規模な組織

4つ目は、日大は学生や教職員の数が多いため、犯罪や不祥事に関わる確率が高くなるという側面もあります。

分母が増えると、それだけ分子にある数は多くなるのは考えられると思われます。

2023年では生徒数が7万人を超え、日本の大学で1番多い人数だったようです。

これらの要因が重なり、日大では不祥事が多発していると考えられます。

今までの日大の不祥事

日大の近年の不祥事は下記になります。

アメリカンフットボール部のタックル問題(2018年)

日本大学アメリカンフットボール部の「悪質タックル問題」は、2018年5月6日に行われた関西学院大学との試合で発生しました。

この試合で、日大の選手が関学大のクォーターバックに対して無防備な状態で背後から激しくタックルし、負傷させました。

このタックルは、日大の監督やコーチからの指示によるものだとされ、試合後に大きな批判を浴びました。

その結果、日大の監督とコーチは辞任し、チームは公式戦への出場資格停止処分を受けました¹²。

この問題は、大学スポーツの倫理や指導体制のあり方について大きな議論を呼び起こしました。

薬物問題(2023年)

まだ記憶にも新しいのが、日大アメフト部の部員が大麻を所持していたとして、麻薬取締法違反の罪で起訴されました。

部員が違法薬物を所持していた疑いで逮捕され、その後の調査で他の部員も関与している可能性があることが明らかになりました。

具体的には、部員が大麻や覚醒剤を所持していたとして逮捕され、寮内での薬物使用が問題視されました。

また、大学側の対応も批判を浴び、事件の隠蔽疑惑も浮上しました。

この事件は、大学の管理体制や部活動のあり方について大きな議論を呼び起こし、再発防止策の策定が求められています。

重量挙部の金銭不祥事(2024年)

そして今回新たに問題となったのは、重量挙部の幹部が、奨学生部員から入学時の納付金を全額徴収し、私的に使用していたことが発覚しました。

この違法行為は10年間にわたり行われていたとされています。

これらの不祥事は、大学の信頼性に大きな影響を与えることとなるでしょう。

日大はこれらの問題に対して謝罪し、再発防止策を講じることを約束しています。

他の大学の不祥事

日大だけが不祥事が多いのかな?

他の大学はどうなっているの?

他の大学でも日大と同様の不祥事が報じられています。

以下にいくつかの例を挙げてみました。

【同志社大学アメリカンフットボール部の事件】

同志社大学のアメフト部員が女性に性的暴行を加えた事件が発覚しました。

この事件は大きな社会問題となり、大学側の対応が厳しく問われました。

立教大学野球部の暴力事件

立教大学の野球部員が下級生に対して暴力行為を行った事件が明らかになりました。

この事件も大学の信頼性に影響を与えました。

札幌国際大学の教授解雇訴訟

札幌国際大学では、教授の解雇を巡る訴訟が発生し、最終的に和解が成立しました。

この事件は大学の労働環境に対する疑念を引き起こしました。

このように日大のように、連続して不祥事が多発している訳ではないですが、他の大学でも不祥事は度々あることではあります。

これらの事例は、大学が抱える問題の一部に過ぎませんが、いずれも大学の信頼性や運営に大きな影響を与えていると言われています。

日大の不祥事に対する世間の声

このように今回の日大の不祥事を受け、一部の人は「また日大か」と思っているようです。

信頼回復のためにも、日大には林真理子理事長の力が必要であり、早期解決が必要不可欠となりそうですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回のことで、また信頼を失いかけている日大ですが、今回の問題は早期解決ができるのでしょうか。

そこが生徒を含め、社会への信頼回復の糸口だと思われます。

一刻も早く日大の信頼回復ができることを願っております。

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