今や多くのアーティストが出演している「THE FIRST TAKE」ですが、失敗したことのある人はいるのでしょうか?
また何をきっかけに始まったかなど、THE FIRST TAKEについて調べてみました。
▼この記事で分かること▼
- ファーストテイクで失敗したことのあるアーティスト
- ファーストテイクが始まったきっかけ
- ファーストテイクの審査基準
ファーストテイクで失敗した人はいる?
「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスは一発撮りがコンセプトであり、アーティストたちはそのプレッシャーの中で素晴らしい演奏を披露しています。
しかし、人間である以上、時には小さなミスが起こることもあります。
歌詞を間違えたり、音程が外れたりすることがありますが、これらも一発撮りのリアルを届ける魅力となっています。
具体的な例としては、以下のアーティストが歌詞を間違えるなどの小さなミスを経験しています。
- LiSA
「Catch the Moment」のパフォーマンス中に最後のジャンプを失敗したと自身のツイッターで言及しています。
最後のバンドの演奏が止まると同時にジャンプをする予定が、タイミングが合わなかったのかジャンプできず、
最後は笑顔でバンドメンバーにお礼を伝えていました。
- 森七菜
「スマイル」を歌った際にヘッドホンを左右逆に付けてしまったことがあります。
一見見ただけでは、素人には左右が逆になっているとは分からないですね。
ご本人も左右逆になっていることをきづいていたようですが、
そこで、『TFT』でのヘッドホンの着用について、所属事務所に問い合わせると、
「『TFT』は一発撮りなので、音の聞こえ方に問題がなければそのまま収録します。その結果です」
引用:週間女性PRIME
聞こえには問題なかったようで、そのまま収録されたようです。
- 岡崎体育
「なにをやってもあかんわ」のパフォーマンスで歌詞を間違えました。
本来は、下記の歌詞のところを
「もう実際問題あかんと思った時点でもうあかんわ もうなにをやってもあかんわ もうなにをやってもな もう一体全体なんなんだ もういっそ寝たろかな」
引用:歌ネット
「もう実際問題 一体全体なんなんだ もういっそ寝たろかな」と歌詞を飛ばしてしまいました。
↓実際の動画はこちらから
@yjlsltlg ファーストテイクで歌詞間違えるそんなところも好きです。笑#firsttake #岡崎体育#なにやってもあかんわ ♬ オリジナル楽曲 – 杭田 夢丸 – 串
- Saucy Dog
「Saucy Dog」を歌った際に歌詞を2回間違えたことがあります。
1回目は「声をかけたのは僕の方から」を「声をかけたのは君の方から」と間違ってしまい、
2回目は「綴ろう描こう繋ごう」を「綴ろう繋ごう描こう」と描こうと繋ごうが逆になってしまっていました。
↓実際の動画はこちら
- KANA-BOON
「ないものねだり」を歌った際に歌詞を間違えたことがあります。
谷口鮪さんの間奏明けの「ゆらゆらゆらゆら僕の心」の部分の1回目の「(ゆらゆら)ゆらゆら僕の心」が間に合わず、ゆらゆらが1回しか歌えていない状況でした。
↓実際の動画はこちら
- nobodyknows+
nobodyknows+のヤス一番?さんも「ココロオドル」を歌った際には歌詞を間違えたことがあります。
ラップのため歌詞が早く聞き取りずらくなんと間違えたまでは検証できませんでした。
しかし、本来の歌詞は「あみ出す つうか 勝って 心騒ぎ出す 時間 場所など限らず」です。
このように、あまり知られていませんが、「THE FIRST TAKE」で歌詞を間違えたり、トラブルが発生することもあるようです。
さすがに人間ですので、全員が全員成功することは極めて難しいですよね。人間味が見れてますます好きになった人も多いのではないでしょうか。
ファーストテイクが始まったきっかけは?
「THE FIRST TAKE」は、2019年11月5日にアーティストが一発撮りでパフォーマンスを披露するというコンセプトのもと、YouTubeで始動しました。
このプロジェクトは、ライブで体験するような「再現性のない音楽の楽しみ方」に価値があるという考えに基づいています。
クリエイティブディレクターの清水恵介さんによると、真実性を重視し、ライブのように演奏することを求めています。
また、映像は高画質・高音質にこだわりつつ、余計な演出を排除して音楽の解像度を高めるように設計されています。
チャンネルの開設と同時に公開された最初の動画は、adieu(上白石萌歌)が「ナラタージュ」を歌唱したものでした。
このチャンネルは、音楽を通じてアーティストと視聴者が直接的に繋がる新しい形の音楽体験を提供しています。
ファーストテイクで出演できるアーティストは?
「THE FIRST TAKE」に出演するアーティストに選考基準が定められています。
選考基準は以下のようになっています。
- ヒットチャート: アーティストの楽曲がヒットチャートでどのような成績を収めているか。
- テレビの出演状況: アーティストがテレビ番組にどれだけ出演しているか。
- ラジオのオンエア状況: アーティストの楽曲がラジオでどれだけオンエアされているか。
- YouTubeの再生回数: アーティストの動画がYouTubeでどれだけ再生されているか。
- 海外での人気: 海外のファンからの支持も考慮されます。
これらの情報を基に、アーティストにオファーが出されるそうです。
また、一発撮りのパフォーマンスを通して、自分の人生を、自分らしく表現できていることなども評価基準となっているようです。
このように、「THE FIRST TAKE」への出演者は、多角的な視点から厳選されていたんですね。
まとめ
このように、THE FIRST TAKEはアーティストからは夢の舞台としてもしても扱われています。
また一発撮りの緊張感が視聴者にも届くことと、普段見れないライブとレコーディングの風景を見れ、非常に人気です。
これからもアーティストの登竜門として、THE FIRST TAKEに出演するアーティストを楽しみにしたいと思います。
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