パリオリンピックでは、いくつかの競技で誤審が話題になっています。
なぜ、パリオリンピックでは誤審が多いと言われているのでしょうか?
▼この記事で分かること▼
- パリオリンピックでの誤審一覧
- パリオリンピックで誤審が多いとされる理由
- パリオリンピックの誤審に対する世間の声
パリオリンピックでの誤審のまとめ
柔道
- 男子60kg級: 永山竜樹選手がフランシスコ・ガルリゴス選手との試合で「待て」の指示が出たにもかかわらず、ガルリゴス選手が締め技を続けたため、永山選手が反則負けとなりました。
- 男子90kg級: 村尾三四郎選手がラシャ・ベカウリ選手との決勝で、内股の技が技ありと認められず、逆にベカウリ選手の技がビデオ判定で技ありとされ、村尾選手が敗れました¹。
バスケットボール
- 日本 vs フランス戦:八村塁選手がアンスポーツマンライクファウルで退場となり、試合終盤には河村勇輝選手のファウル判定が物議を醸しました。フランスの3ポイントシュートが成功し、さらに河村選手のファウルが取られたことで、フランスが同点に追いつきました。
フェンシング
- ジョージア vs エジプト戦: ジョージアのサンドロ・バザゼ選手がエジプトのモハメド・アメル選手との試合で、ビデオ判定の結果に納得がいかず、審判に激しく抗議しました。
サッカー
- 日本vsスペイン:前半40分に細谷真大選手がどうてんあゴールを決めましたが、主審がオフサイド判定をし、得点は取り消されました。試合の流れが変わる瞬間でしたが、判定は覆ることはありませんでした。
- アルゼンチン vs モロッコ戦: 16分もの追加時間が設けられ、アルゼンチンが同点ゴールを決めたものの、試合終了後にVARによる再検討でオフサイドと判定され、最終的にモロッコが勝利しました。
バレーボール
- 日本VSアルゼンチン:アルゼンチン戦で小野寺太志選手がブロックをした際に、ワンタッチがなかったのに、ワンタッチ判定をされました。この試合は日本が3-1で勝利しましたが、誤審が試合の流れに大きな影響を与えました。
これらの誤審は、選手や観客にとって大きな影響を与え、SNSでも大きな話題となっています。
パリオリンピックで誤審が多いと言われる理由
パリオリンピックで誤審が多いと感じられる理由はいくつかあります。
理由①審判の質と経験
一部の審判は国際大会での経験が少なく、プレッシャーの中で正確な判断を下すのが難しい場合があります。
ルールの変更や解釈の違いも影響しています。
特に柔道では、ルールが頻繁に改正されるため、審判が新しいルールに適応するのが難しいことがあります。
理由②技術的な問題
ビデオ判定システムの導入が進んでいるものの、まだ完璧ではありません。
カメラの角度や解像度によっては、判定が難しい場合があり、最終的な判定は審判が行います。
審判の経験や判断力に依存する部分が大きく、誤審が発生することがあるようです。
理由③公正性の問題
審判の中立性が疑われるケースもあります。
例えば、サーフィン競技での審判が選手と写真を撮ったことで問題となったケースなど、公正性に対する疑問が浮上しています。
理由④SNSとメディアの影響
SNSやメディアの発達により、誤審がすぐに広まり、大きな話題となることが増えています。
これにより、誤審がより目立つようになっています。
これらの要因が重なり、パリオリンピックでは誤審が多いと感じられるのかもしれません。
パリオリンピックの誤審に対する世間の声
このように、今回のパリオリンピックでは誤審が多いと感じる人が多いようです。
そのため「誤審ピック」という言葉まででき、世間の話題となっています。
オリンピックを見なくなる人が増えないか、心配ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
調べてみると他の国でも、誤審と捉えられる競技がいくつかあるようでした。
スポーツの祭典であるオリンピックでは、公平な判断をされることを願いたいと思います。